素晴らしい自然への愛情を切り取る。
タイトル、変な日本語ですね・・・
今日は、シンプルに、大好きな写真家さんを紹介します。
丹葉暁弥さん
野生動物、特にシロクマは今年で15年目。
地球温暖化、人間と野生動物との共存などの講演、スライドショー活動も行っています。
毎年11月上旬からシロクマの撮影に出かけています。現地から、Facebookで毎日配信予定。
Facebookページ
https://www.facebook.com/photographer.tamba
最近の活動及びプロフィールはこちらでどうぞ。
http://www.asahi-net.or.jp/~KW6A-TNB/profile.html
毎年11月に「丹葉暁弥と行くシロクマ観察ツアー」もやっています。
Blog
http://akiya.blog.so-net.ne.jp/
http://twitter.com/AkiyaTamba
Amazonの著者紹介ページからそのままコピー。
私がこの本とたまたま書店で出会ったのは2005年頃。
mixiに書いていたレビューをそのまま引用します。
2005年09月10日 17:15
Promised land →約束の地。
この言葉としろくまの写真に惹かれて思わず購入した写真集です。
北極に移動するために、毎年カナダ、ハドソンに集まり、そして氷が張ると北極に移動し、それぞれの家族単位で生活して主食のアザラシを捕まえる。
基本的に集団生活をしないホッキョクグマが、ハドソンに集まる時だけは、仲良く相撲をして遊んだりする。
それはまるで約束の地。
しろくま好きにはたまらない一冊。しろくまの生態を知ることもできます。眺めているだけでなんだかほんわかした気分になる、とっても素敵な本です。
当時、私より前に書かれたレビューが2件あったので、私としてはなんてことのないレビューを書いたつもりだったのですが、実は著者である丹葉さん自身とご家族のアカウントで紹介したものが含まれた為、純粋な読者のレビューはたまたま私が初だったそうです。「レビューありがとうございます」というメッセージをいただき、そのご縁でマイミクしていただき(マイミクって響きが懐かしい・・・)、スライドショーを見に行くなどしてお会いして以来、SNSやブログでの繋がりを常にOKしてくださっています。
先日、新刊発売記念パーティで9年ぶり(くらい)にお会いしたのに、しっかりと顔と名前を覚えていてくださり、「昔から応援してくれている」と関係者の方に紹介してくださって、私はひそかに大喜びしておりました。
自然を破壊するような無理な撮影はしようとせず、ちゃんと生体への敬意がある写真家さんです。
霧の中でも、その中で生活するしろくまを、そのまま写真に収め紹介していきます。
ほとんど霧や夕焼けで、よく見るとシロクマの親子が歩いているような写真もありますし、呑気にシロクマが車に近づいてきたときの、本当にすぐそばのどアップ写真もあります。
毎年冬になるとチャーチルに行く丹葉さんは、自然界でとても貴重な写真を撮ることに成功。
大切に、ネットには一切載せず、大事にしていたその写真が、満を持して発表されたときには、「ついに!」ということと、小学館という大手出版社だったことに非常に喜びました。
HUG!friends: セラピーフォトブック (小学館SJムック)
- 作者: 丹葉暁弥,ひすいこたろう
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/11/11
- メディア: ムック
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シロクマが、犬を抱きしめている写真。
これが一気に丹葉さんを有名にしたのではないかと思います。
やっとこれから狩りに出かけるはずの、腹ペコなオスのシロクマ。
犬たちの牧場にやってきます。
嗚呼、かわいそうに、犬が食べられてしまう!と誰もが思ったのに、
なんと、そのしろくまは、犬と遊び始めます。
そして、写真のように、ハグするのです。
(抱き方がよくわからず、犬を逆さまに抱いてしまった写真などはスライドショーでしか見られませんので、ご本人のスライド公演などでご覧ください。かわいいですよ。)
この珍しい瞬間に出くわす自体、奇跡です。
文筆家・ひすいこたろうさんの文章と共に、この感動的な場面を見ることができます。
手ごろな大きさで、手元に置きやすいこと、絵本のようなストーリー仕立てなこと、英語でも表記があるのでプレゼントにしやすいということも、オススメです。
言葉なしで、写真をしっかりと見られる、
こちらは、しろくまが本当に好きな人にオススメです。
サイズも大きめで、飾っておくにも良いかと。
そして、今年発売された新刊が、
こちら。HUG!today
ひすいこたろうさんが、シロクマたちのあらゆる姿に、あらゆる言葉を重ねています。
それぞれのページごとに静かに力強く私たちの気持ちを慰め、寄り添い、奮い立たせてくれます。
コミカルな場面も多く、こちらは、丹葉さんが出したかった形での本となったということで、とても喜んでおります。
HUGシリーズは英語訳もあり、しろくまの写真と言葉という形なので、まだ文字の読めないお子様から、お年寄りまで、老若男女が楽しめるはず。
おまけ。
丹葉さんが「犬を抱くしろくま」の写真を撮影されたことを知っているので、
私は「しろくまを抱く犬」の写真を、ずーーーっと待ち受けにしてます。